森と沈黙

 
しばしば友人の賛否に反応しすぎた。
私自身を正当化する必要なんてない、少し休もう。
大丈夫、しおりは持っているから。
永遠で壮大な旅に出かけよう、そして私は道になろう。
思いが心から眼へと映る間にあなたが迷わないように。
歓喜は涙の中を駆け抜け、その軌跡は七色に輝きながら心臓の音を響かせたのでした。

ある朝、腕の中でささやき程度の鼓動と熱を感じた。
小さな羽を生やした少年がいる。
その少年が、音の響き、温もり、そして肌の柔らかさ教えてくれたのでした。
私は少年にありがとうを伝えたかった。

その想いはやがて果実となり、羽を生やした少年が優しく食べている。
私は彼を見つめて思った。彼の瞳に映っているのは私なのだろうか。
自分の姿を見たこともなければ、自分が何者かさえ知らない。
私から実った果実も私なのだろうか。
私とは一体何を指しているのだろう。
全く記憶がない。
はぁ”また”これだ。
わからなくてもいい、いつか思い出すから。

それにこの星にある「違い」は、
多くの学びと真実を引き連れて私の元にやってくる。
永続的な探究心と神秘的な「違い」を祝福しようではないか。