源から、新たに3人が誕生しました。
3人の目的とは、元々源であった事を忘れ忘却の時代を生きる人々に、源の記憶を思い出させようというものでした。まず、3人は源の情報をシンボル化する必要があると考え、新種の植物を創ることにしたのです。その植物は、太陽の光を浴びると花が咲き、特定の周波数と音を発しました。
人々は植物が発した情報を睡眠時に視覚する事ができ、それを夢と名付けました。そこには匂いや感覚が確かにあり、現実と何も変わりのない世界のように感じることができました。しかしエゴを中心に過ごしてきた人々には、源の情報はあまりにも強烈で現実とは異なる何かであると疑い、信じる事が出来ませんでした。
その為、3人は直接星の住人に会ってわかりやすくその情報を伝えようとしましたが、源の記憶を伝えられた人々は源の記憶よりもそれを伝える3人の方が重要であると判断しました。やがて人々は3人を崇拝するようになり、崇拝団体が生まれました。同時に変化や未知のものを恐れた人々によって生まれた別の団体もありました。
源の情報を受け入れ目覚めるどころか、人々は争い幻想の道を歩み始めた為、目的を達成できる他の方法を考えようと、3人はその星から出る事にしました。