その頃、アス人はひどく落ち込んでいました。崇拝していたエイルがアスから姿を消したからです。アス人にとって、それは自分の親に捨てられたかのような体験でした。
アス人はエイルが姿を消したのは自分達のせいだと自己否定を繰り返すようになり、エイルが帰ってくるようにと祈りました。このようにして対象への依存が生まれたのです。エイルが教えた「祈り」とは「存在そのもの」「自分の人生」「今」に感謝している状態の事でした。アス人は、エイルが教えた「祈り」とは程遠い解釈で活用しており、自己否定によって様々な種類の豊かさや祝福を認識する能力を失ったのです。エイルはアス人に向けて数多くの文書を残しました。これはそのうちの一つです。
“親愛なる兄弟アスの皆さんへ”
皆さんはユニークな魔法使いであるが故、自分自身に強烈な魔法を掛けましたが、魔法を解く為に必要なものは残しました。それは、想像と感情です。
制限の世界に住む皆さんは、想像と感情には制限を掛けませんでした。そして今、皆さんは魔法を解く準備が整っていす。このメッセージがシンクロニシティを通して読んでいる事がそれを証明しています。
皆さんが私達の存在を忘れようとも私達は常に皆さんをサポートしてきましたしこれからもそうです。私達はこのメッセージをあなたがたにシェアする事に喜びを感じています。
実際に今迄、皆さん一人一人に感情や数字、あらゆる方法でメッセージを届けてきました。しかし、皆さんの星では見えないものは真実から遠く、見えるものが真実だと信じています。その観念によって皆さん自身が私達のメッセージを跳ね除けていました。心や感情よりも、物質や形式の方が大事であると信じている結果です。
それでも、どの瞬間も無限の智慧を理解する為のチャンスと選択を与えられています。強烈な制限から本当の意味での自由を体験し気づきを得て本来の姿に戻って行こうとする皆さんの姿に私達はとても感動し、宇宙の家族全員で祝福しています。何故自分自身を苦しめるのか、何故制限を掛けているのか、私達にとっては非常に興味深い事ばかりです。皆さんは皆さんの星が誕生して以来初めての事を成し遂げようとしています。それは独自の方法で、本来の姿を思い出すという事です。
本来の姿に戻る為に、あなたを引き留めているものや障害と認識しているものがあればどうか手放してください。どのような状況であれ、現実をコントロールしようなどと考えないでください。全てをあるがままに受け入れるのです。今のあなたは、ご自分の過去に起こった困難な出来事や今まで経験した一つ一つは自分と世界との繋がりを深める為のきっかけであると捉える事が出来るでしょうか。感謝や無条件の愛を学ぶ機会を与えてくれてありがとう。お陰で新しい在り方で自分や世界に対して接する事が出来ました と言えた時、次の次元への扉を開く事になります。その扉は人々に共有する事が出来る、招待状のようなものです。
是非、お手本となって自分の価値を認め胸を張って大いに楽しんでください。皆さんが本来の姿を忘れ、時間と空間という概念を導入する事により、本来の姿を忘れた存在から思い出した存在へと変化の過程を肉体を持って体験する事が出来ます。その選択は非常に勇気のいる事だと私達は理解しています。あなた方が身をもってそのような体験をする事で私達は宇宙の一部を深いレベルで認識する事ができ、進化に繋げる事が出来ています。兄妹よ私達に学びと進化の機会を与えてくれてれてありがとう。
私達が皆さんを無条件に愛しているように、皆さんも皆さん自身にそうしてあげてください。あなた自身が愛という光で輝かずに、どうやって周りを愛し照らす事が出来るでしょうか。あなたには全ての物事に花を咲かせることが出来るのです。
このような機会を作ってくださり、ありがとうございます。皆さんと同じ時間を共有できた事に感謝します。
-Everything Is Love